2020-12-08 第203回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
○政府参考人(新井ゆたか君) 発生農場におきます高リスク牛、今お話がありました遺伝子検査の結果、検体中に一定量未満のヨーネ菌遺伝子が確認されたもの、それから患畜と疫学的に関連が高いもの、エライザ法による検査で陽性となったもの、これらの高リスク牛につきましては早期更新というのを進めているところでございます。
○政府参考人(新井ゆたか君) 発生農場におきます高リスク牛、今お話がありました遺伝子検査の結果、検体中に一定量未満のヨーネ菌遺伝子が確認されたもの、それから患畜と疫学的に関連が高いもの、エライザ法による検査で陽性となったもの、これらの高リスク牛につきましては早期更新というのを進めているところでございます。
やはり我々としては、定期的な検査を行って感染農場をしっかりと把握した上で、摘発農場については高リスク牛を早く更新しなさいということを指導しているところであります。
したがいまして、この予算につきまして、平成二十九年度予算については支援対象を拡充しまして、やはり高リスク牛を特定するための検査に要する費用も計上しておりまして、これは、ほかのものと込み込みになっているので全部使えるわけじゃないんですけれども、その五億八千万円の内数という形で措置させていただいております。
委員御指摘のとおり、EUにおいては非常に清浄化がうまくいっているということでございますが、やはりこちらでは検査をとにかくやって、その検査でキャリアなりウイルスが高濃度である高リスク牛などを見つけて、それを分離して飼育するというようなことを国全体で進めていることでうまくいっているというようにお伺いしておりますので、ぜひ我が国もそういう方向で清浄化に向けて頑張っていければというふうに考えております。
として、「最低限、高リスク牛の全てを対象とした継続的なサーベイランスが必要である」とも指摘をしている。 そこで、私は、消費者問題に関する特別委員会において、米国の飼料規制について食品安全委員会委員長はどのような評価をしているのかを問うた。
○野田国務大臣 本来これは委員長が答弁されることだと思うんですが、今御質問の、アメリカのサーベイランスの評価のことですけれども、ゼロ頭になってしまうかどうかというのはよく検討してみないとわかりませんが、米国のサーベイランスは、歩行困難牛など高リスク牛を対象とする抽出検査ですので、必ずしもすべてのBSE陽性牛を確認することができないというのは先生の御指摘のとおりです。
これを踏まえて考えると、米国のサーベイランスの、症状があるもの、高リスク牛と言っているもので峻別をすると、日本ではゼロ頭もしくは一頭ということになり、そのほかの牛は流通してしまいますよということを私は指摘している。したがって、よりサーベイランスの強化を求める必要があるでしょうと言っているわけですから、あるんじゃないんですかということの、大臣、お答えをいただきたい。
「最低限、高リスク牛の全てを対象とした継続的なサーベイランスが必要である」、こういうふうに書かれている。 ところが、これは昨年の秋の農林水産委員会でも指摘をしたわけですが、二〇〇八年の十月十五日発行の要望事項には全くこの飼料規制とサーベイランスの指摘がなくなっている、こういう状況であります。
また、サーベイランスに関してなんですけれども、米国におけるBSEサーベイランスにつきましては、平成十八年八月に、従来二年間行われて、委員も御指摘の拡大サーベイランスから、全月齢のBSEが強く疑われている等の牛及び三十カ月以上の高リスク牛に対象を絞りまして、年間約五万頭の検査を行う現行サーベイランスに変更されたと承知しております。
今回の年次改革要望に当たりましては、まずサーベイランスにつきましては、米国では、平成十八年八月に拡大サーベイランスから現行のBSEサーベイランスに移行しましたが、食品安全委員会が平成十九年一月に示しました米国BSEサーベイランス見直しに対する見解におきまして、「高リスク牛により重点を置いたサーベイランスであり、その考え方自体は理解できるものであり、サンプル数そのものは少なくなるからといって一概に問題
そういう少ない理由は、高リスク牛をサンプルとして選んでやっているからではないかと、こういう御見解を申し上げられたわけでございますが。 このことについては、実は専門家として食品安全委員会というのを我々は持っているわけでございます、食品安全委員会ですね、内閣に。
本年の八月から実施されておりますサーベイランスにおきましては、高リスク牛といいまして、歩行困難牛だとかあるいは死亡牛、こういった牛を対象にして年間四万頭程度を検査するという体制に移行したというふうに承知しております。
ハイリスク牛だというふうに、だから申し上げているわけです。 寺田委員長、いいですか。食品安全委員会の答申は、管理措置が法令どおりすべて遵守されているということを前提にした評価でしょう。どうですか。
○川内委員 屠畜解体の過程の中に、要するに、食用になるルートの中にダウナー牛というハイリスク牛が入っているということがこの監査報告の中で報告をされている。
本来は、法令では、ダウナー牛、ハイリスク牛というのは屠畜解体ルートには入らないことになっている。しかし、それが脱法なのか違法なのかわかりませんが、とにかくリスク牛が屠畜解体ルートに入っている。それは日本向けのものであってもダウナー牛が入る可能性を示しているということですねということを確認しているんです。
ただ、既にヨーロッパのアクティブサーベイランスも二〇〇一年から始まって、そこには膨大なデータが出ていて、ハイリスク牛と健康牛でのBSEの陽性の比率とか、そういうものはすべて、範囲は何千万頭というオーダーで得られているものですから、それほど推計に大きなずれがあるとは私自身は考えておりません。
そのときに、そういう格好で高リスク牛と健康屠畜牛という比率をとったとき、母集団に直すと大体一対一、しかしそれは、屠畜場に来る健康牛は非常に多いですから、大体十倍から三十倍の間に入るというのが我々の今知っている状況です。そのときのデータとしては、日本のものを外挿に使いました。
それから、サーベイランスについてもローリスク牛も対象にしてくれと。そういう共通の土俵で話を進めていかないと、今大臣がおっしゃったような形で行くと、多分まずこじあけられます。 次に、私がさっき言ったような、日本で発生した二十一カ月、二十三カ月の牛は、あれはBSE牛だということが検証されてないというところからこじあけられて、あっという間に二十四まで行きますよ。
その際に日本側から、アメリカがやっている今のハイリスク牛を対象としたサーベイランスのあり方について、問題という形で指摘をしたところでございます。
それから、海外の人も驚くのが、やはり、イギリスの先進事例にならって、アメリカでもカナダでも、ハイリスク牛、ハイリスク集団だけを対象にしていればBSEの発生状況は把握できる。
先ほど来、フードチェーンでリスク牛は取り除かなければいけないというWHOの規約もあるという話がございますが、これは検査を前提とした規約ではございません。あくまでもサーベイランスであります。そこのところを、サーベイランスとそれからスクリーニングという、検査の機能、仕組み、内容について区分して考えなければいけないと思います。
ただ、僕思うに、USDAの内部のOIGがサーベイランスプログラムに対して今言われたようなサンプリングというか、検体材料が本当にランダムサンプリングになっているのかどうなのか、検査頭数は本当にハイリスク牛、これで十分カバーできるのか、検査方法はそれでいいのかというような指摘を内部として、USDA内部の監査委員会としてしたということは僕は高く評価できる。
ある意味ではBSE検査に引っ掛からないのをサンプルとして提出することも不可能ではないような状況もあり得るということですので、サンプルテストの原則が維持する必要がある、それに対する対応、また高リスク牛として検査されるべき牛の検査漏れもあるということに対する心配、こういうことがございます。
このように、BSEには家畜伝染病としての牛に対するリスク、牛から人への感染リスク、人の間での伝播リスクと三つの側面があります。しかも、牛、人のいずれでも、発病すれば一〇〇%死亡します。ほかの食品中毒などとは全く異なる難しい問題を抱えた病気ということをはっきり認識しなければなりません。 さて、BSE対策の基本は、牛の間での蔓延防止です。 肉骨粉を牛に与えなければBSEは広がりません。
これは昨年の話でございますけれども、BSEに関する国際科学者委員会の勧告というのがありまして、アメリカに対して何を言っているかというと、特定危険部位の除去の徹底、ダウナーカウの検査と食物・飼料連鎖からの排除、高リスク牛と三十カ月以上の健康な牛の全頭検査、すべての肉骨粉の反すう動物飼料への使用の禁止、交差汚染防止対策の強化、トレーサビリティーの確立ということを指摘しています。
EUは、サーベイランス目的とあわせて、アディショナル・ヘルス・プロテクションという言葉を使っておられますけれども、そういった目的で、三十カ月以上の健康牛と二十四カ月以上のリスク牛について検査をしている。それが主なところでございます。
私はアメリカにBSEの調査に行ってきましたが、アメリカは三千五百万頭いて二万頭ちょっとしか検査していない、しかも、リスク牛じゃなくて健康な牛の検査をやっている。私は、ペン次官にBSEが出ないような検査しかしていないじゃないかとかみついてきましたが、そういう状況で、メキシコのBSEの検査状況、これを端的にお話しいただきたい。 〔高木(陽)委員長代理退席、委員長着席〕
これは、アメリカがサーベイランスというのを今年の六月から強化をいたしまして、一年ないし一年半で二十万頭から二十七万頭、高リスク牛を対象にしてやるということは今年の春に発表いたしております。そういった強化されたサーベイランスについて、その手法等も含めましていろいろ意見は言っているわけであります。
これは、言い方としては、予算が農林水産省なので、リスク牛の検査というふうに違った用語を使われているようですが、厚労省の食品安全部長としては、この死亡牛の検査というのはどういうものだというふうに位置づけているんでしょうか。